昨年11月のことなのですが、宮城県と福島県を旅してきました。
これまで、ニュースや人づてに震災や原発の話をたくさん目にしてきましたが、
名古屋に住んでいると関東以北のように災害を体感していないからか、場所が離れているからか、情報の量も減って、だいぶ復興しているのかな?とかなんだか遠い出来事のように思えてしまう感覚がありました。
でも、実際どうなんだろう、という単純な疑問がずっとあって、現地に行ってみたいな・・と思うようになりました。
何か直接的にお役に立てるような(ボランティアとか)ことは何もしていませんが、現地でお金を使って、普通に観光する、という2泊3日の旅行をしてきました。
見てきてどうだったかというと、津波でさらわれた風景にただ唖然としたこと、復興なんてぜんぜんまだまだで思ったよりも本当に全然進んでない、ということがイヤというほどわかりました。
かなりの長期戦になるのだなということも身にしみて分かりました。
けれども見てきて本当に良かったです。
ずっと支援に携わっている方が、「見に行くだけでもいい。それで他人事だった現地のことが、見て体験することで自分ごとに変わるから」という意味のことを書いていらっしゃったのですが、まさに
その通りでした。
今後も、何ができるかは分からないですし大した支援はできないと思うのですが、なにか「あ、参加したい」と思ったときの行動力には間違いなく直結すると思っています。
*行く前にいくつかのサイトで見学の注意点などを調べたのですが、こちらのサイトがとても参考になりました→石巻百景
その①おわり。その②で行ったところをご紹介します。いいカフェとか!